・スポーツや体を動かすことが好き!
・家族や恋人がスポーツをしている!
・小さい子供がよく青あざを作ってくる!
おはようございます、こんにちは、こんばんは。とみゆきです。
皆さんは何かスポーツをされていますか。
私は色々なスポーツをやってきましたが、その中で足首や手首、肩などあちこちの関節を捻挫してきました。
今回はスポーツをされる方もされない方も知っておいて損はない、万が一怪我をした際に、怪我の治りを早くする応急処置の方法をご紹介したいと思います!
このくらい大丈夫!という方へ

応急処置について「このくらい大丈夫!」「大したことないから平気!」と言う方がいます。
あなたが接骨院の先生やプロのお医者さんならば何も言うことはありませんが、
大丈夫かどうかを判断するのは上記のようなプロの方々で、大丈夫かどうかは診察した結果にすぎないと思います。
私たち素人は怪我を治す方法を持ち合わせていないからこそ、怪我を悪化させない方法を学ぶべきだと考えています。
大原則は患部への血流を制御すること

応急処置の大原則は患部への血流の制限。
捻挫や突き指などは筋肉やじん帯に強い力が加わり損傷を受けている状態です。
このとき同時に血管もダメージを受けており、血液中の様々な物質が、関節内や筋肉中に漏れ出してきます。
その漏れ出してきた物質の中には発痛物質と呼ばれるたんぱく質が含まれており、この発痛物質を感知すると、「これ以上動くと危険ですよ」と人間本来が持っている防衛本能によって痛みが発生する仕組みになっています。
しかし、この発痛物質は損傷を受けた周りの組織にも炎症を波及してしまうため、血流を制限して、他の組織に発痛物質が行かないように制限してやる必要があります。
RICE処置

「血流の制限が大事なのはわかった。」では、どうやってやるのか?
スポーツをする方は“RICE処置”という応急処置方法を聞いたことあるかもしれません。
RICEは下記4つの処置の頭文字をまとめたものになっています。
- R:Rest 休め!
- I:Ice 冷やせ!
- C:Compression 圧迫しろ!
- E:Elevation 挙げろ!
詳細は順にご紹介します。
Rest 休め!

患部を動かしたら血流がよくなるのはイメージできるかと思います。
しかし、これは大原則の血流の制限に反してしまいます。
よってまずは安静にし、患部を動かさないことが非常に重要です。
ただし必ずしも横になる必要はなく、あくまで運動を継続しないことが必要です。
Ice 冷やせ!

患部を冷やすと、毛細血管が収縮して腫れや内出血、痛みを抑えることができます。
但し冷やしすぎると凍傷になる危険性があるので、やりすぎは禁物です。
具体的には氷を氷嚢やビニール袋に入れて、患部に15分~20分程度当てます。
感覚がなくなったらそこで処置を中止します。
なお、怪我をしてから2~3日間はピリピリとした痛みを感じたら適度に冷やし、お風呂に入る際は、患部を湯船にはつけないようにシャワーのみにするなどするとさらに効果的です。
外出先やスポーツ施設で怪我をした場合、コンビニで売っているコーヒー用の氷などを使うことで速やかに冷やすことができます。
Compression 圧迫しろ!

患部にテープやタオルを巻いて圧迫をすることで血流を制限します。
但しこちらもやりすぎてしまうと逆影響なので、痛みを感じない程度の適度な強さで圧迫をします。
Elevation 挙げろ!

患部を心臓より高い位置に上げることで血流を制限します。
患部の下に毛布、カバン、衣類などを敷いて挙上できる環境を作ってください。
まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
スポーツをする上では怪我は切っても切り離せません。
怪我をしないに越したことはありませんが、万が一してしまったら少しでも早くRICE処置を行うことで、その後の治療を早くすることができます。
また、この知識を持っておくだけで自分だけでなく大切な方が怪我をした際にも処置を行うことができます。
自動車に乗る時に万が一のために保険に加入するように、怪我をした際の万が一を知っておくのは重要だと思います。
この記事があなたの一助になりますように^^!
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