【トランポリン技講座001】ストレートジャンプ

トランポリン




こんな人におすすめ!

・トランポリンをもっと知りたい!

・今練習していて困っていることがある!

・高く跳ぶコツを知りたい!

・トランポリンって最初に何をするの?

・どうやったらうまく跳べる?

おはようございます、こんにちは、こんばんは。とみゆきです。

今回は基本のジャンプの紹介・講座の記事です。

最初のトランポリンでは・・・

  • 高く跳べない
  • あちこち行ってしまう(真ん中で跳べない)
  • 止まり方がわからない

など上手く跳べないものですよね。

しかしトップ選手になると、正確にまっすぐ真上に跳び上がるそうです。
どのように練習したら上手なジャンプを習得できるのでしょうか。
オリンピック入賞や世界選手権優勝などトランポリン日本代表として活躍していたテツくん(外村哲也さん)に聞いてみましょう!

外村哲也さんの公式サイトはこちら!

TOP | 外村哲也オフィシャルサイト

技動画

ストレートジャンプ[トランポリンハウスvivace技の紹介]
トランポリンの跳び方解説。ストレートジャンプとチェック(着地)。

技の解説

  • 通称:ジャンプ、ストレート
  • 英語名:Straight Jump
  • 難度点:0.0
  • 段階練習表:1番

教えてテツくん

この技について色々教えてください!

トランポリンで1番基本的なジャンプです。
宙返りなどの技をする前の助走のような役割もあります。
そのような時は「予備ジャンプ」と呼ばれることもあります。

例)今の宙返りは悪くなかったけど予備ジャンプが安定してなかったからミスにつながったね。

競技者の方はどのくらいの高さ・時間跳べるものなんでしょうか?

目線の高さはだいたい地上8mまで上がります。建物の3階部分と同じくらいです。
時間は約2秒ほど空中に浮いています。

8mも跳んでいるんですね!それだけの高さジャンプするとぶれてしまいそうです。

力も最大限使うのでミスも起きやすくなるし、高ければ高いほど少しのズレで大きな移動になります。
もちろん、いい宙返りのためにもいいジャンプが必要なので細心の注意を払って跳びます。

簡単そうに見えて意外と難しいですよね。

実は1番最初に覚える基本でありながら難しい一面もあります。
日本代表選手の間ではジャンプが一番難しいと言われるほど奥深いものでもあります。

ちなみに高く跳ぶのはやっぱり体重が軽い方が有利なんでしょうか?

実は重い方が高く跳べます。極端な話、いくら上手なジュニアチャンピオンでも体重
25kgくらいなら、競技始めたてでもある程度慣れてきた80kgくらいの大人に、
ジャンプの高さでは勝てません。
ですが熟練度が上がってくると、体格のハンデを技術でカバーできるように
なるから、軽い人と重い人の差が少なくなってきます。

練習のポイント

ここからは練習のポイントについて直接お聞きしていこうと思います。
高く上手にジャンプするコツを教えてください。

段階を踏んで練習していけば必ず上手になります。
順を追って見ていきましょう。

①つま先の曲げ伸ばしだけで、ベッドを揺らしてみる

まずはリズムをつかむことが大切です。
リズムを外しても転ばないよう始めは膝や腰を使わないジャンプをオススメします。

いきなり高く跳ぼうとせず徐々にベッドの揺れを大きくしましょう。
動画を見ながらタイミングをつかんでください。

足は肩幅ほどに開き、目線は前方斜め下がいいです。
(前のフレーム、パット、スプリングあたり)

②腕の振りも使ってベッドを押し下げる

つま先でリズムをつかんだら腕も振って、よりベッドを押し下げてみましょう。
タイミングさえつかめばこれだけでも結構高く跳べます。

腕の回し方はどんな感じでしょうか?

前から手を振り上げジャンプをし身体が落ちるとともに手は横から降ろします。
くるくる回すようなイメージですね。

なるほど、下 → 前 → 上・・・という感じですね。
手はどこまで回すのでしょうか?また、肘は曲げますか?

初めのうちは滞空時間も短いから手は上まで上げず、
小さな円を描くような感じで大丈夫です。
肘はやりやすければ曲げてもOKです。

③着地を覚える

少し跳べるようになったら、着地も必ず覚えましょう。
トランポリンでは着地のことを「チェック」と呼びます。

止める(チェックする)際のコツはありますか?

止まるときは身体を固め一度ベッドを押し下げます。
ベッドが跳ね上げてくれるタイミングでひざを曲げ、その反発力を逃がすように止まります。

バランスを崩したりトランポリンの外に飛び出しそうなときはすぐにチェックして止まりましょう。

④真ん中で跳ぶ

リズムをつかむのと同じくらい大切なことが移動しないことです。
リズムをつかんで力の入れ方を覚えたら常に真ん中で跳べるようコントロールできるようになりましょう。

跳んでいるうちにバランスが取れなくなってしまいます。
真ん中で跳び続けるのが難しいです。

自分の体の中心を通る上下に伸びた棒(ライン)をイメージします。そのラインは人により前側、後ろ側とちょうどいい場所が違います。自分の場所を見つけましょう。そのライン上から体がずれないように力を入れます。

⑤徐々に高くする

高さを上げるにはひざ、腰を使ってジャンプしていきます。
少しずつひざを曲げ伸ばししていきましょう。
大きく曲げ伸ばしし過ぎると反発に身体が耐え切れずひざが抜けてしまいます。

10本跳んで20秒を超えることができません。
20秒を超えるコツを教えて下さい!

10本で20秒跳ぶことができると上級者レベルですね!
基本的には、基礎の精度を上げることが重要です。
移動せずリズムよく安定したジャンプができるかが大前提です。

なるほど、やはり基礎は大事ということですね。
さらにもう一歩!というとどんな練習が有効ですか?

ひざだと力も弱いし浅いとこまでしか踏めないので、ひざではなく腰で踏むようにします。
また、腰・ひざ・腕・つま先まで使ってベッドを押すようにすると、誰でも20秒は超えられるようになると思います。

習得に必要な技

チェック(着地)

まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございました!

トランポリンを始めたばかりの初心者から、より安定したジャンプをしたい中・上級者まで参考になる記事だったかなと思います。

やはり第一線でご活躍された元トップ選手からアドバイスを頂けると練習に対するモチベーションも上がりますね!

ですが怪我だけは注意して良いトランポリンライフを過ごしましょう!

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この記事があなたの一助になりますように^^!

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